高血圧

高血圧とは

高血圧イメージ

私たちの血圧は自律神経によって調整されており、刻一刻と変化しています。朝、緊張している時やストレスがかかっている時には血圧が上がりますし、夜リラックスしている時には低めになります。そのため、一時的に血圧が高いからといって、すぐに高血圧とは診断できません。しかし、血圧の高い状態が常に継続している場合は、治療が必要になります。具体的には、診察室血圧が140/90mmHg以上、または家庭血圧が135/85mmHg以上の場合は高血圧となります。

高血圧になっても、初期の段階ではほとんど症状が見られません。しかし、血管に強い圧力が加わっている状態が続くため、動脈が痛んでいきます。さらに、心臓が多くのエネルギーを必要とするため、徐々に疲弊していきます。狭心症や心筋梗塞など心臓血管系の病気、脳出血や脳梗塞などの病気を引き起こしやすくなるので、早めに対策を講じることが大切です。

高血圧の原因

高血圧の95%は原因を特定できない「本態性高血圧」ですが、生活習慣の乱れが大きく関わっています。塩分の多い食事、喫煙、過度の飲酒、運動不足、精神的ストレスは、いずれも高血圧のリスクを高めます。なお、高血圧の中には、特定の病気や薬物の副作用など、原因がはっきりしている「二次性高血圧」もあります。この場合は、原疾患の治療を行うことにより、血圧も正常値に下がっていきます。

高血圧の治療

本態性高血圧の治療にあたっては、まず生活習慣を見直します。患者様の生活習慣を伺い、必要に応じて食事のメニューを見直したり、適度な有酸素運動を毎日続けたりします。特に、塩分の取り過ぎには十分注意してください。肥満も高血圧の危険因子なので、適正体重に近づけることも大切です。

なお、食事などの生活習慣を見直しても血圧が思うように下がらない人は、薬物治療が必要になります。血圧を下げるお薬を処方いたしますので、きちんと服用することが大切です。患者様の中には、血圧が基準値まで下がってくると、お薬をやめてしまう事があるようです。しかし、治療を続けておかないと、かえって高血圧が進行してしまう恐れもあるので、必ず医師の指示に従うようにしてください。

五反田糖尿病・甲状腺内科ひだまりクリニック

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仁科 祐子
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糖尿病、一般内科、高血圧症、脂質異常症、その他の生活習慣病、甲状腺疾患、バセドウ病、橋本病・甲状腺機能低下症、その他の内分泌疾患、下垂体疾患、副腎疾患、骨粗しょう症、予防接種、発熱外来、自費診療
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