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甲状腺疾患
バセドウ病
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰につくられる代表的な病気です。特殊な抗体がつくられることにより、甲状腺機能が亢進してしまい、甲状腺ホルモンが過剰に分泌するようになります。他の甲状腺疾患と同じように、女性の患者様が多くいらっしゃいます。
バセドウ病について詳しくはこちら橋本病
橋本病は、甲状腺機能が低下する代表的な病気です。男性にも起こらないわけではありませんが、圧倒的に女性に多くみられます。自己免疫の異常によって甲状腺ホルモンが減少していき、様々な症状が出現します。甲状腺も腫れ上がってくるので、喉の辺りの見た目も変化してきます。
橋本病については詳しくはこちら亜急性甲状腺炎
風邪に続いて生じるとされる甲状腺の炎症で、ウイルスの感染が原因だと言われています。同部位の炎症は強く、患部(甲状腺付近)の痛み、物を飲み込む際の痛み(嚥下痛)や発熱のほかに、炎症により甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、動悸、手の震え、発汗、全身の倦怠感、体重減少などの症状も現れます。
上記のような過剰分泌の状態は炎症が治まることで、次第に治まります。炎症の期間は数週間~3ヵ月程度で、発熱や強い痛みがある場合は、解熱鎮痛薬などの薬物療法を行います。
甲状腺腫瘍
甲状腺に発生する腫瘍です。概ね9割は良性なのですが、1割程度は悪性疾患です。良性腫瘍の中には、腺腫様甲状腺腫、腺腫、嚢胞などがあります。悪性腫瘍の中には、乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がん、悪性リンパ腫があります。これらのうち、未分化がんは5年生存率が極めて低いのですが、その他の疾患は、比較的に予後が良好だと言われています。特に治療を要しないケースもありますが、早めに医療機関を受診してください。
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- 院長
- 仁科 祐子
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- 糖尿病、一般内科、高血圧症、脂質異常症、その他の生活習慣病、甲状腺疾患、バセドウ病、橋本病・甲状腺機能低下症、その他の内分泌疾患、下垂体疾患、副腎疾患、骨粗しょう症、予防接種、発熱外来、自費診療
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